新潟バイオリン教室日記*ハルモニア雑記帳*

新潟と長岡の音楽教室『こどものための音楽の家ハルモニア』の日々のあれこれ

蓬平、高龍神社の春 

 

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長岡市郊外の山間部にある蓬平へ行ってみました。
教室のある駅周辺の市街地では、雪はほとんど消えて目につかなくなっているのですが、さすがにここはまだ雪がたくさん残っています。

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育った土地からは自転車でも行ける距離だったので、子供の頃によく家族で訪れた高龍神社です。
子供の頃の記憶では、川も石段も地形も?今とちょっと違うような気がするのですが、ここは中越震災で大きな被害を受けた地域なので、自然に開発された変化だけではなくて、あるいは被災後に修復されたのかもしれません。
(神社の手前には、やはり震災で大きな被害を受けて復興した蓬平温泉があります)

何はともあれ、高龍神社と言えばこの急石段。
現在は石段の頂上付近までエレベーターでも登れるようになっていますが、昔はお年寄りも歩いて登っていたのですから凄いと思います。うちの祖母もこれを登っていたのか?と、信じられない急さと怖さです。
ちなみに私は、怖いので必要以上に一気に登り、登頂後完全にへばりました。

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ラッキーだった事。この日は、たまたま「お彼岸の入り」の日で、一年に一度の社殿のしめ縄の架け替え行事が行われている所でした。私たちと同じように見学していた参拝客の方たちが「(しめ縄架け替えが)お正月じゃないんだね」と不思議そうに言っておられましたが、この地域はお正月は雪に埋もれているのでこの時期なのでしょうね。とくに昔はそうだったと思います。
寒さの終わりの「お彼岸」を一年の区切りとして、しめ縄を替えるという雪国の人の心情は、とても良くわかります。
一冬の雪との闘いに終わりを告げる、春の陽光の何と嬉しい事か。
まさに一年のはじまりの喜びです。

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目出度く、みごとに掛け変わったしめ縄。
清々しい。

境内のお掃除をしていた社務所のおばあちゃんが話しかけてくださって、「震災後一気に地域に若い人がいなくなり、このような行事をするのもたいへんになってしまった」ということをお聞きしました。観光で訪れるには良い所ですが、やはり住むとなると厳しいこともあるのでしょう。

とりあえず、自分たちにできることは、微力ながら観光客として貢献することくらいしかないので、これからもときどき訪れさせて頂きましょう。

懐かしい神社とそれを取り巻く人々の末永い繁栄を祈りつつ。

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category: 新潟長岡のこと

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