新潟バイオリン教室日記*ハルモニア雑記帳*

新潟と長岡の音楽教室『こどものための音楽の家ハルモニア』の日々のあれこれ

弦を張る 

 

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久しぶりにバロックバイオリンを弾いてみようとケースから取り出したところ、一番細い弦であるE線がぷっつり切れていました。
バロックバイオリンに張っている弦は、モダンバイオリンに使っているナイロンガットに金属巻きの弦ではなくて、羊の腸だけでできているプレーンガット弦なので、かなりの頻度で切れます。

今回も、たぶん切れているだろうなと思ったのですが、案の定でした。

それが昨年暮れのことで、

その後注文した弦が手元に届き、今日張ってみました。

久しぶりに弾いてみると、やはりバロックバイオリンは、モダンの楽器とは違う世界の音がするなあと思います。
この音を「美しい」と思えるように紡ぐのは、モダンバイオリンから時代を逆行してアプローチする私たちにとっては、容易なことでは無いような気がします。
以前練習していた時は、その辺がどうしても納得がいかなくて疎遠になってしまったバロックバイオリンですが、今回はどうでしょうか?

家にいる時間が多くなっている時なので、今年はこの楽器も弾いてみようと思います。



category: バイオリン教室にて

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