雪のない冬の小さな幸せ

年末年始を雪のない状態で越したこの冬の新潟市。
子どもさんたちは、雪が降らないことがご不満のようで、「つまらなーい」などと口々に言っていますが、大人にとっては雪がないのは何かと助かります。特に寒いのが大の苦手な私には、本当にありがたいことです。
雪さえ無ければ自転車にも乗れる、冬の新潟です。
ということで、正月2日から連日楽しく自転車に乗っていた今年の冬休みでした。
自転車のいいところは、街の景色や道端の植物などを楽しみながら移動+運動ができること。
上の写真は、道端の垣根の山茶花か椿か、どちらかよくわかりませんが、
きれいに咲いています。

冬木立ち。白山公園の桜の木も、今は眠っています。
寂しい風景。
でも、

まだ固い蕾をよく見ると、ほんのりと赤い色を秘めているようです。
桜の木の命を感じます。

白山神社の鳥居。
鳥居の直ぐ上に、冬の太陽の驚くほど低いこと。
そして「鉛色の空」。
これが新潟の冬の色です。
関東から引っ越してこられた小さい子供さんが、初めてこの空を見たとき「どうして毎日雲がないの?」とおっしゃった、という話を伺って驚いたことがあります。私たちが見慣れたこの空も、晴れの多い地方の方がご覧になるとそんな風に見えるのですね。
「雲がない」のではなくて、全部が雲なんです。
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