ルッコラの花咲く

ルッコラ(rucola 伊) 英語ではロケット(rocket)
日本名は キバナスズシロ。
スズシロとは大根の別名なので、黄色い花の大根、ということ?。
昨年ベランダのプランターに蒔いたルッコラがひと冬越して立派な株になっているなと思っていたら、
見る見る茎が伸びて花が咲きました。
アブラナの菜の花よりも渋い黄色の細い花びらで、十字架のような形。
なんとなく中世ヨーロッパ風なデザインを思わせる花です。
ルッコラは、プランターでも育てやすいハーブとの事です。
過酷な環境の我が家のベランダでもこんなに育っているのですから間違い無いでしょう。
葉も花も生食でき、ゴマのような風味でピリッと辛みのある独特な味わいで、サラダにちょっと入れただけで味が引き立ちます。
ハーブには何がしかの効用があると言われているものがありますが、
ルッコラの効用は
「老化防止、コレステロール抑制、がん細胞の抑制」(ほんとうか!?)
だそうで、効用の真偽の程はさておいても、身体には良さそう。
そして簡単、美味しいのでおおいに利用したい所です。
花が咲くと葉っぱは固くなってしまい不味くなるとの事なので(いわゆる「薹が立つ」状態)、既に咲いてしまった数株は観賞用に咲かせて、残りは花茎を摘み取ってシンプルなサラダにしてみました。

それはたぶん日本の春ではないけれど、
「春の味」でした。
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