梅雨の晴れ間

梅雨の晴れ間、
まぶしいほど日差しが強かったので、気になっていたこれを干し始めました。
梅干しです。
本来ですと、梅雨明けの晴天に三日干すのがいわゆる「梅の土用干し」で、
今の時期はじっと梅雨が明けるのを待っているわけですが、かつていい感じに漬かっていると思っていたものが、梅雨末期のジメジメの日が続く頃に突然カビるという大惨事にあったことがあり、例年、梅雨のこの時期をうまく乗り切れるかどうかがドキドキものなのです。
私の漬ける梅干しの塩分は18パーセント強。一応昔ながらの塩辛い梅干しができる塩加減です。
以前15パーセント未満の減塩の梅干しに挑戦したこともありましたが、カビやすい上に1年経たずに味が変わってしまう保存性の悪さが梅干しらしく思えず、やめました。
18パーセントでもかなり塩辛い梅干しですが、昔の梅干しの塩加減は25パーセントくらいだったのだそうで、それに比べればこれでもまだ薄味で、黴の心配があるのもそのためかと思います。
そういうわけで、梅雨は明けていませんが、日差しの強さを見極めて一度陽に当ててみることにしました。
こうやって水分を少なくしておけば、多分黴の心配も減るのではないかと思うのですがどうでしょうか。
あとは梅雨明けにもうひと干しして完成させる予定です。
梅と塩と紫蘇とお日様、それだけでできるシンプルさがとても素敵。
1年分の梅干し、美味しくできるといいのですが。

白山公園のハスの花、咲き始めていました。
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