沼垂(ぬったり)

新潟駅の東側、沼垂(ぬったり、と読む)という地域に初めて足を踏み入れました。
アンサンブル・サリチェという教室の生徒さんたちの演奏グループがありまして、近々ボランティアでこちらの方向にある老人福祉施設に伺う事になっています。今日は、その現地打ち合わせです。
この地域、バイパスが通っているので車で通過した事は何度もあります。
車の窓から見た印象は、古い民家や商店がびっしりと立ち並んでいる中に、所々に「あれ?」っと思うような立派な寺社の屋根がちらっと見える、という感じです。
正直、どのへんが「沼垂」なのか?という地理的な事も、今まで良くわかっていませんでした。
今日は新潟駅から歩いてみました。
上の写真は沼垂白山神社。
このへんが沼垂の中心と言う事でしょうか?。
写真ではうまく感じが出ませんでしたが、かなり大きい神社です。
改修中という事で、妙にがらんとしていました。
この神社の写真は見た事があったので、「あれ?こんな感じだっけ?」と思い、以前の写真を見てみると拝殿の周囲には松の木がたくさんあって、趣がだいぶ違うようです。
その場所は、今は整地されて砂利が敷かれています。ちょっと残念です。
改修が終わったら松の木は戻って来るのでしょうか?。

沼垂白山神社のすぐ向かいの「乙子神社」(おとこじんじゃ)。
こちらも立派な神社でした。
ここは海の神様のようで、大漁旗が社殿に巻き付けるように飾られていました。
右奥の方には金刀比羅宮があって、それもいかにも海の神様という感じ。
金比羅様にも大漁旗が巻かれていました。

沼垂白山神社の拝殿前の茅の輪くぐりのような輪といい、乙子神社の大漁旗といい、独自の歴史と文化を感じさせる沼垂の神社でした。
しかし、松の内なのに、どちらの神社も人影はなく。。。
ちょっと寂しい感じがしました。
打ち合わせを終えて、帰りに付近を少し歩いてみました。

見てみたかったのは此処です。
「沼垂テラス商店街」と呼ばれる一角。

商店街というか、古い市場のような小さな建物(こういうのをバラックと呼ぶのかも?)が立ち並ぶ一角。
最近、ちょっと面白いお店がたくさん入ったことで、話題になっている場所です。
<沼垂テラスHP>
今日はお休みの日なのか、ほとんどのお店は閉まっていました。
でも、なんだか、すごい味わいを出している。
今日は仕事の行き帰りの通り道だけだったので、やっぱり全貌はよくわからず、いずれゆっくり自転車でぐるぐるしてみたいという気持ちが沸いて来る、不思議な「沼垂」でした。
沼垂は、新潟の中でも、とても古い時代からの歴史ある街なんだそうです。
そのことを書き始めるには、私もまだ知らない事ばかりです。
沼垂の歴史のことも、いずれご紹介したいと思います。
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