雪は降るもの、そして融けるもの

大雪のお見舞いを申し上げます。
新潟市は久しぶりの大雪となり、除雪が間に合わないような状況になっています。
今日は数日ぶりの晴れですが、教室の前の道路は、まだご覧のような状況です。
今週のレッスンは、本日水曜日までは、対面レッスンは全てお休みいたしました。
バイオリン教室は、オンラインレッスンのみ行っております。
新潟県内では雪が少ない地域と言われている新潟市もやはり雪国なので、
積雪がこのような状態になる事は、一冬に1度や2度は普通にあることです。
今までは、頑張って除雪をして、腰や肩を痛めて1年近く通院と言うようなこともありました。
今年は、オンラインレッスンに皆さんが慣れてくださったおかげで、教室でのレッスンをお休みさせていただいて、ゆっくりと除雪をするゆとりができました。
オンラインレッスンは、新潟の冬の助けになるだろうなと思っていましたが、早速役に立っています。
雪は、いわゆる雪掘りをして高く積み重ねると腰や肩に負担がかかるため、
できるだけその場で溶かす作戦で除雪中です。
作業中の状態の見栄えは悪いですが、こうやって雪を「割る」のはたぶん昔からの豪雪地の知恵なのではないかと思います。新潟市内ではあまりやってる人をみかけません。
子どもの頃から、晴れ間が出ると家の玄関先の雪を割るのは、子どもでもできる雪仕事として、お手伝いをしたものです。

ザクザク割って表面積を増やしながら、雨や日の光で溶かしています。
夕方までにはけっこう融かせそうです。

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弦を張る

久しぶりにバロックバイオリンを弾いてみようとケースから取り出したところ、一番細い弦であるE線がぷっつり切れていました。
バロックバイオリンに張っている弦は、モダンバイオリンに使っているナイロンガットに金属巻きの弦ではなくて、羊の腸だけでできているプレーンガット弦なので、かなりの頻度で切れます。
今回も、たぶん切れているだろうなと思ったのですが、案の定でした。
それが昨年暮れのことで、
その後注文した弦が手元に届き、今日張ってみました。
久しぶりに弾いてみると、やはりバロックバイオリンは、モダンの楽器とは違う世界の音がするなあと思います。
この音を「美しい」と思えるように紡ぐのは、モダンバイオリンから時代を逆行してアプローチする私たちにとっては、容易なことでは無いような気がします。
以前練習していた時は、その辺がどうしても納得がいかなくて疎遠になってしまったバロックバイオリンですが、今回はどうでしょうか?
家にいる時間が多くなっている時なので、今年はこの楽器も弾いてみようと思います。
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2021年のはじまりです

2021年のはじまりです。
教室の皆さま、あけましておめでとうございます。
昨年は、教室の活動も様々な変化があった年でした。
レッスンでの感染対策。発表会も無観客の練習会として開催。
緊急の対応として始めたオンラインレッスンは、通常のレッスンの一環として定着しました。
今年はどんな年になるでしょうか。
状況をしっかりと見極めながら、教室活動を進めてまいりたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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