新潟バイオリン教室日記*ハルモニア雑記帳*

新潟と長岡の音楽教室『こどものための音楽の家ハルモニア』の日々のあれこれ

クリスマスの楽しみ 

 

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クリスマスツリーのこと

教室のクリスマスツリー。
今年は小学生の生徒さんが、待ち時間に一人で全部飾り付けてくれました。

同じツリーに同じ飾りなのですが、飾る人によってちょっとずつ違う感じなるのは不思議です。
今年のツリーはとても楽しそうになりました。

飾ってくださった K君ありがとうね。

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クリスマスリースのこと

生徒さんの中に、毎年この時期に生の木で作ったリースをくださる方がいます。
お話を伺うと、材料はリース作りの先生のお庭からもらってくるのだとのこと。

それなら、教室の庭にもいっぱいあります。
枝や葉が。

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繁茂しすぎているローズマリーとか。

IMG_1735.jpg可愛げがないほど茂っているラベンダーとか。

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バラの実は飾りに使えそう。

冬枯れのこの時期、庭の手入れといえば不要な枝葉を整理してスッキリさせることが一番なので、材料は思いがけなく身近にいっぱいありました。

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どっさり収穫してきました。
お庭も綺麗になって一石二鳥。

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土台はモッコウバラの枝。
しなやかで丸めやすくていい感じです。
あの伸び放題の庭の厄介者が、こんなお洒落な姿に!。
思わずほくそ笑む私。


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土台の上にローズマリーとラベンダーをつけてみたところ。
似たような葉ですが、ローズマリーはツヤのある深緑、ラベンダーは粉をふいたような感じの白っぽい緑。
いいコンビネーションです。
一気にリースらしくなり、香りも爽やか。

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柘植、バラの実なども加えて。
よく見れば、見慣れた教室の庭そのものの縮図みたいなものなんですけれど。
いかがでしょう?。

こんな「教室の庭」リース。


<本日のおまけ>
12月24日に長岡教室の窓から見えた、驚くほど大きく鮮やかな「虹の根っこ」。
肉眼ではもっと鮮やかでした。写真には写らないかなと思ったのですが、写ってました。

「これは良いことの兆し?。」「そうであって欲しいですね。」
一緒に見た生徒さんとそんな会話をしました。

あの下に行ったら、七色の世界がありそうです。
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京都、その3 

 

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京都のどこに行ったんですか?。

そう聞いてくださった生徒さんに、
今年は、誰でも知っている「いかにも」なところにも行きましたよ、ブログに書くからお楽しみにね。

そう予告していたのが此処です。
書くのが遅くなってしまいましたが、予想は当たったでしょうか?。

金閣寺。
正式名称は、鹿苑寺(ろくおんじ)というのだそうです。

金閣寺というと、金色に輝く金閣の建物のイメージばかりが強いのですが、その周りには、山裾の地形を生かした起伏のある予想外に広いお庭があります。
ぐるりと拝観コースを周ると、池があったり、小さな滝があったり、実は細部まで手入れの行き届いたお庭なのに、まるで自然の山道を歩いているような気分になれます。それが、侘び寂びの心なのかはわかりませんが、贅沢な趣味だなあと思います。

庭園内の池と塔。
この塔には「白蛇の塚」と案内板がありました。
いわくありげです。
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そして、この日はもう一箇所頑張って、
嵐電に乗り、念願だった、太秦(うずまさ)の広隆寺にも行ってみました。
国宝第一号の弥勒菩薩半跏思惟像があるお寺です。

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閉館間近の霊宝館で、弥勒菩薩を静かに見ることができて感動しました。
見る、というより、対面させていただいた、
そんな感じがしました。

時間の許す限り、そこにいました。

夕暮れ間近。
ここの門前の紅葉が、今年見た一番鮮やかな色でした。


(終わり)


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京都、その2 

 

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京都のすごいところは、もう何回か来ているのに、まだまだ見たことのない有名な場所がいっぱい残っていること。

今回は、妙心寺の北門から嵐電(たぶん京福電気鉄道嵐山線というのが正式名称。なかなか素敵な嵐電 HPはこちらからご参照ください)に、三つ先の北野白梅町まで乗り、北野天満宮に行ってみました。

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写真などでも良く見る有名な場所なので、すでに来たことがあるような気すらしていましたが、実際に足を運んでみるのは初めて。予想していた以上に大きなお社で、壮麗です。

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こちらのお社の平安貴族的な雅やかさは、まさにその時代の人、菅原道真公を、その時代からずっとお祀りしているのですから、正真正銘の本物ということでしょう。

そして、ここに来てみたかったもう一つの理由。
数年前から公開されるようになった「新名所」御土居(おどい)の紅葉園が境内横にあるからです。
御土居とは、豊臣秀吉が京都の町の周りにぐるっと巡らした城壁です。土を盛った土手が続く万里の長城のようなものですが、その上に当時はずっと竹が植えられていたそうです。
それが、今でもところどころ京都の町の周辺に残っていて、その一つがこの北野天満宮の御土居なのです。

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御土居の大ケヤキ、と説明板に書かれている巨木です。
御土居に根を張っています。

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これが御土居。
予想以上の高さと大きさです。
この量を重機の無い時代に人力で作ったのですから、昔の人すごい。

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御土居の横を流れる川。紙屋川。

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天神様といえば「梅」が有名ですが、菅原道真公はこんな風に紅葉の歌も詠んでおられます。

このたびは ぬさもとりあへず 手向山もみぢのにしき 神のまにまに  


<更に続く>

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京都 

 

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京都へ行ってきました。
この時期恒例の墓参の旅です。

上の写真は妙心寺の仏殿(本堂)。
写真では大きさがわかりにくいですが巨大です。
ご縁があって、この日本最大の禅寺にお世話になることになり、
はじめのうちは、この巨大さに圧倒されすぎて馴染みにくい感じもありましたが、
度々墓まいりに通ううちに、おこがましいようですが、少しずつ
「うちのお寺」という親しみも持てるようになってきました。

妙心寺は、1337年室町時代に作られた禅宗寺院です。
その後の時代時代の権力者に信仰されていたため、寺内に戦国武将、江戸時代の大名、など、歴史上の有名人の菩提寺である塔頭や、お墓、供養のために作られた建物、などがいろいろあります。
その方々のことを調べるだけでも、中世から幕末くらいまでの日本史を、興味深く勉強できそうです。

毎年の大河ドラマの登場人物の中の誰かは、必ずこのお寺に眠っておられる、と言っても過言ではないのですが、
今年はここです。

「大法院」。
妙心寺の中にある塔頭寺院(寺の敷地内にある小さいお寺)です。
「真田丸」の真田信繁(幸村)のお兄さん、真田信之さんの菩提寺です。
素晴らしいお茶室のある庭で、すでに大半が散ってしまっていた今年の紅葉の中で、ここはまだ綺麗に残っていました。
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<続く>

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