晩秋〜冬の気配

風の強い一日。
空の色も、光の様子も、新潟の冬の空らしくなってきました。
向こうからウォーターシャトルがやってきたと思ったら、カモメの群れを連れてきました。
そのままシャトルは私がいる橋の下をくぐって行き、
カモメが周囲を乱れ飛んでびっくり。
船もカモメも、幻のように河口の方へ去って行きました。

紅葉の色もいっそう濃くなりました。
ここ数日、雪の便りが聞かれるほどぐっと寒くなったので、見るたびにどんどん色が変わっていく紅葉。
一週間前の(一つ前の記事)写真と同じ場所ですが、ずいぶん赤くなっています。


野菊の花。
まるで山の中の風景のようですが、街中の線路の土手です。
身近にある自然も、足早に冬へと向かっています。
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紅葉の季節:蟻とキリギリス

白山公園。
だいぶ紅葉が進んできました。
紅葉は、同じように見えて毎年違います。
夏の暑さや、台風や、秋に入ってからの気温の下がり方、雨の多い少ない、
そんなことが微妙に作用しあって、たぶんその年の紅葉のしかたが決まります。
今年の新潟市内の紅葉は、色づきの鮮やかさは今ひとつ。
色づく前に痛んだり、落ちたりしている葉も多いようで、今年の気候は樹にとってもあまり楽ではなかったのかなという気がします。

水に落ちた桜紅葉。
桜の葉は一番最初に色づいて、パッと散ってしまう印象。


やすらぎ堤の道も紅葉が進んで来ました。

ハマナスの実。

ここだけひとかたまり咲き残ったハマナスの花に何かいると思ったら、緑色のバッタでした。
これがキリギリスかどうかは私にはわかりませんが、
なんとなく「蟻とキリギリス」というお話を思い出しました。
キリギリスはバイオリンを弾いていたのではなかったでしたっけ?。
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