待ってくれない季節のお仕事。早春編

春を待つこの時期恒例のお仕事がいくつかあって、慌ただしい日々を送っています。
毎年毎年の事なのだけれど、やはり今年もバタバタです。
ひとつは、確定申告。
とかく浮世離れした楽しいお仕事と思われている音楽教室ですが、ちゃんと確定申告はいたします。
ご想像通り、数字も計算も得意ではありませんが、がんばってやっています。
その作業がまさに佳境に入りつつあるころに、もう一つの待ってくれない作業が。。。
「バラの鉢替え」です。
これもどうしてもこの時期までにやらなくてはならないもので、暖かくなってバラが眠りから覚めるとタイミングを逃してしまうのです。
今年は暖かい日が多く、そもそもバラが冬眠しているのかどうかが怪しくて、様子を見ているうちにギリギリの時期になってしまいました。
明るい日が差した今日、
心を決めて、作業をはじめました。
はじめるまでは、なかなか決心がつかないのですが、
はじめてしまえば、案外楽しくさくさく進む半日の作業です。

今回は、一回り大きい鉢に植え替える「鉢増し」という作業をしました。
前の鉢からバラを抜きます。

こんな風に根っこがぐるぐるに育っています。
これでは窮屈だったことでしょう。
これを適度に崩して、新しい土で植え替えます。

新しい鉢に植え替えたところ。
今回は3鉢です。
ここから枝を切る剪定作業に入ります。
今回の作業で衝撃だったのは、1鉢めを抜いた所でいきなりコガネムシの幼虫が一匹出て来た事。
バラにコガネムシは天敵、根っこを食べてしまうのです。
今回は一匹だけだったけれど、油断は出来ません。
できるだけ殺虫剤などの薬は使いたく無いので、悩ましい所です。
さて、バラの作業は無事終わり。
こうしておけば、5月の終わり頃には、また美しい花を咲かせてくれるはずです。
もう一つの方の作業は、もうひとがんばり。
お雛様を飾る頃までには終わらせて、晴れ晴れした気持ちで春を迎えたいものです。

<本日のオマケ>
土の色を見ていたら思い出した今年のバレンタインのチョコレート、ならぬ「ショコラーテントルテ」(というと凄い感じがしますが、何の事は無いチョコレートケーキって意味です。この極シンプルなネーミングに自信のようなものを感じるのは私だけでしょうか?)。
ウィーン贔屓で「デメル」のを求めてみました。
デメルはザッハートルテが有名ですが、これも良いお味でした。
糖分を補給してがんばります。
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