新潟バイオリン教室日記*ハルモニア雑記帳*

新潟と長岡の音楽教室『こどものための音楽の家ハルモニア』の日々のあれこれ

ひとつの完成 

 

IMG_0454.jpg
今年の梅干しが完成しました。

IMG_0455.jpg
毎年作っても、同じようにはできない梅干し。
今年は、私としては上出来に仕上がりました。

梅と紫蘇の質の良さに支えて頂いた所が大きかった。
あと、日差しも充分で、初日にカラッと一気に干し上がったのが良かったようです。
自然と、農家の方と、お日様に感謝。

梅干しも、一時期塩分を気にして塩をひかえたりしていた時期がありましたが、
そうすると、やはり保ちが心配な上に、
なんとなく梅干しとしては力不足のようなものが出来るのです。

山ほど食べる物ではないし、塩分が嫌なら食べる時に塩抜きすれば良いんだし、
ということで、昔ながらの塩っぱーい梅干しに戻したのが数年前。

そこからも試行錯誤して、
やたらあだ塩っぱいだけで風味に欠けるもの(塩の味に負けないだけの梅が必要だったのか?)、酸味がキツすぎて苦い感じの物(梅の完熟が足りなかった?)、塩が結晶して梅なのか塩なのかすら謎な物(漢方薬みたいな梅干し。梅の肉の厚さ=品種が問題だったか?)などなど、なかなか満足のいく物は出来なかったのですが・・・

今年のは出来た瞬間から、なんと「美味しい」!。

それがあたりまえ、と言われればそれまでですが、
やってみると案外難しいんですよ。
シンプルなので難しいんです。

IMG_0456.jpg
お行儀悪いですけれど、試食の途中の一個目。
香りが良くて、ふんわりしてます。
うーん、これはまさしく、梅干し!(笑)。


IMG_0443.jpg
(本日のオマケ)
これは梅干しではないですけれど、なんとなく梅干し色の薔薇。
この暑いのに途切れずに咲き続けているダーシーバッセルです。
他の薔薇は早々にみんな夏休み?に入ってるというのに、ほんとにタフ。
いい花です。








category: 季節のしおり

tb: --   cm: --

△top

水と土 

 

20150725184151f92.jpg

新潟市で只今開催中の「水と土の芸術祭2015」。
街の中から郊外の水辺まで、かなり広範囲のあちこちにアート作品が展示されているようです。

私はその全部を回るような意気込みはありませんけれど、
通りすがりに見られるものは拝見します。

信濃川の万代橋から河口方面へ向かって右岸の川岸に、作品の一つがありましたので見てきました。

新潟の夢-Dream of Niigata-
台湾のアーティスト:王文志(ワン・ウェンヂー)さんの作品

竹で編んだ大きな籠のようなオブジェ(建物?)です。

2015072518415371e.jpg
中に入るとけっこう大きい。

そして意外だったのは、中に牡蠣の殻がたくさんぶらさげてあり、風が吹くと音を立てていたこと。
サラサラともカラカラともつかないような、乾いた感じの音です。

海の音のようでもあり、風の音のようでもあり。

例えようと思って記憶をたどってみても、他のどこかで聞いた事が有るという訳でもないのですが、
でも、「自然」がイメージされるような、心地よい音でした。

20150725184154502.jpg
足下まで竹で出来ています。

201507251841551ce.jpg
万代橋からの眺め。
見る方向によって、印象が違います。


『水と土の芸術祭』は
10月12日まで。



category: アートいろいろ

tb: --   cm: --

△top

梅雨明け待ちきれず 

 

image2.jpg
「関東甲信」は先週末に梅雨明したという発表がありました。
あれ「越(越後、新潟)」は?、と疑問に思って調べてみた所、新潟の梅雨明けはまだ。

天気予報みたいに、全国がブロック別に別れているものを参照する時は、どこに新潟が入っているのかを探すのに結構迷う時があります。
新潟がどの分類に入るのか?という謎は、新潟に長年住んでいても良くわかりません。

ざっくり分けているときは「関東」だったり、「東北」の南端になっていたり、「関東甲信越」と言う仲間に入っていることもあれば、「北陸」の時もあります、+長野で「北信越」もあるかも。
電力会社は「東北電力」だし、ガス会社は「北陸ガス」です。

不自由だからさっさと統一したらいいのにと思うけれど、どうしてこういう事になっているんでしょう?。

梅雨明けの話に戻ります。
気象庁の分類では新潟は「北陸」の仲間なのだということを知りました。
気候的には、確かに関東方面より、日本海側の北陸の仲間という事なのでしょうね。

北陸である新潟の梅雨明けは未だ。
たぶん来週以降のようです。

梅干しがいい感じになって来たので、干してしまいたいという気持ちが高まる中、
紫外線バッチリなお天気が続き、今日はとうとう待ちきれずに土用干しを始めました。

梅干しの色は、心の沸き立つようなきれいな赤。
干せばもっと真っ赤になります。
もちろん紫蘇だけで染まった天然の色です。
先人の知恵と美意識の何と素晴らしいこと!、これぞ美しい日本の色。

image4.jpg
まさしく夏空です。
今年の夏の土用は7月20日から。

image1.jpg
こちらは白山神社の「ラジオ塔」。
修復完了して、ちゃんと鳴っていました。
夏空&ラジオ...何故だろう、似合っている気がします。

image3.jpg
<本日のおまけ>
「土と水の芸術祭」の展示物がNEXT21の中にありました。
芸術祭も始まってるんですね。
屋外の展示物は暑そうですが、ここはお買い物のついでに気軽に眺められます。
中は関連のパンフ等置かれて、インフォメーションになってました。











category: 季節のしおり

tb: --   cm: --

△top

紫蘇 

 

IMG_0397.jpg

今年はすばらしい紫蘇が手に入りました!。

その色といい、葉っぱの張りといい、ホレボレするようです。
紫の色が深くて、玉虫色に輝いていて、見とれてしまう程。

特別な物を注文した訳では無く、普通に市場で購入したのですが、
今年はタイミングが良かったみたいです。

梅の仕事は、ほんとにすべてタイミング、
そして、お天気次第。
自然に左右される、昔ながらの作業なのです。

IMG_0382.jpg

今年の梅は福井の「紅映(べにさし)」。
これも、たまたまいい感じに黄熟したものが手に入りました。
この品種で漬けるのは始めてです。

これを、二週間程前に漬け込んであったところへ、
本日手に入った紫蘇を塩揉みしてアクを抜いて投入。

IMG_0399-1.jpg

こんなかんじに、たちまち赤い色が広がりました。
後は、黴びずに土用干しを迎えてくれることを祈るばかり。

梅、紫蘇、良い塩、そして、太陽の光。
それだけといえば、ほんとにそれだけなのに、すごいなあと思わずにはいられません。

自然の力を頂いて、
一年分の梅干しが完成します。


category: 季節のしおり

tb: --   cm: --

△top

楽譜 

 

楽譜との付き合いも、もうずいぶん長くなりました。

考えてみれば、携帯電話やパソコンとの付き合いなんかよりずっと長い、この記号とのおつきあい。
日本語の文字の読み書きと、ほぼ同時期か、もしくはもっと早くから、これの解読作業が日々の暮らしの中にずっとあります。

そんな腐れ縁で、日頃は何の疑問もひっかかりも無く読み飛ばしている楽譜ですが‥

ふと、こんな物に目が止まってしまいました。

スマイル!
IMG_0394.jpg

実はこれ、何という事は無い、ボーイングの記号なのですが。

一度そう見えてしまうと、もう、どうしてもそう見える。
なんともカワイイ表情で楽譜がメッセージを投げかけてくれているように思えて、
しばし眺めてしまいました。

やれやれ。



そして、気を取り直して、練習再開。

次のページに行ったら・・・

IMG_0395.jpg
これだもの。

もう爆笑!。

ダメです。
集中力が切れました。

休憩。


category: バイオリン教室にて

tb: --   cm: --

△top

七夕 

 

tanabata.jpg

教室の玄関に七夕の笹を飾りました。

新潟では売っているのをあまり見かけない「笹」ですが、今年は妹が東京で見つけて来たので、
七月七日の当日にぎりぎりで設置。

教室に七夕の笹を置くのははじめてですが、さて、皆さん書いてくれるのかな?。
ちょっと心配しながら、短冊を置いておくと。

なんと!

何の説明もしなくても、次々に、
ピアノ教室とバイオリン教室の子どもさんたちが書いて下さったようです。

夜には願い事でいっぱいになった笹。

願い事も「ピアノが上達しますように」という、音楽教室らしいものから、
「宇宙飛行士になりたい」なんていう素敵な将来の夢まで、
みんな真剣に書いてくださったようです。

これならば、七夕の星も気に入って下さるでしょう。

子どもたちがのびのびと育って、
みんなの夢が叶いますように。
お星様、どうぞよろしくお願い致します。


sasa.jpg

category: バイオリン教室にて

tb: --   cm: --

△top