夜の陸上競技場

教室からナイターの照明が見える距離にある、新潟市陸上競技場。
周囲の道もよく通るし、音楽ホールがたくさんある白山公園の一角にあるので、この競技場の外観はすっかり見慣れた日常の風景です。
でも、中に入った事は、たぶん今まで一回もありませんでした。
今日、はじめて、夜の陸上競技場に足を踏み入れる機会がありました。
生徒さんで、お仲間とここを走っていらっしゃる方がいて、
お誘いくださったので、とりあえず見学に。
先ず驚いたのは、夜の競技場を走っている人が、たくさんいらっしゃったこと。
今日は小雨なので少ない方です、との事でしたが、
予想外に多くの人が走っていました。
競技場というものから連想するような喧噪も無く。
色とりどりのウエアーを着た人々が、いくつかのグループで静かに走っている様子は、海の底を泳ぐ熱帯魚の群れのようで、なんだか夢を見ているようで、しばし見とれてしまいました。
こんなに近くに、まだまだ知らない世界が存在しているものです。
走っている人たちは、
見ている分には、たいへんに気持ち良さそうなものでした。
自分が参加できるかについては・・・
もうちょっと考えようと思います。
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箒(ほうき)

いつも気になりつつ、どうも上手く出来ないストレスの元「掃除」。
お盆のお休みの間の、一番の課題でもあります。
お休みにやりたいことはたくさんあるのです。
もちろん練習もたくさんしたいし、本も読みたい。
でも、先ずは、
休み=大掃除。
がんばります。
日頃は掃除も大慌てでやっているので、ダイソンの掃除機を愛用しています。
もう10年使っていますが、これは、ハウスダストのアレルギー持ちの自分には必需品。
しかし、床が光る程に細かいチリまで取れるけれども、音も大きく(たぶん制音しようという気はあまり無い?)、お盆の朝には不向きな気がしたので、昨年購入した箒を使ってみました。
いつもは、掃除機の補助的に使っていたのですが、広い面積を本格的に掃いてみると、これがなかなか良い感じで、床の光り具合(ホコリの取れ具合)も見た目ではダイソンと遜色無しです。
ちょっと驚きました。
この箒は、京都のお店で購入したシュロの箒です。
たまたまホテルの近くにあったので、私は通りすがりに買った感じなのですが、有名な箒屋さんらしいです。
紹介しているサイトがありました→こんなお店
この箒には使い方があるそうです。パッパッと掃き飛ばして行くような掃き方ではなく、床面に着けてスーッと滑らせるように掃くように、そうすると上手に掃除も出来るし、箒も痛まず長く使える。
購入したとき、丁寧に教えて頂きました。
気をつけているのですが、私は使い方が下手なのか、若干ホコリが飛ぶようで、マスクをしないとくしゃみが出ます。
(その点だけはダイソンに軍配が上がるのかな、まあこれは私だけの事情ですが。)
もしや、どこぞで聞いた「濡らした新聞紙をちぎって蒔いて」というような技はそのためにあるのかも!?。
日本の伝統の生活用品、なかなかです。
では、頑張ってお掃除します。
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新潟まつり花火大会

新潟まつりのフィナーレ花火大会に行って来ました。
本来は10日の日曜日に開催の予定でしたが、台風の影響で一日延期になり、11日月曜日の開催でした。
台風は通り過ぎたものの、この日も昼くらいまでは雨と風が残っていて、開催が決まってからもほんとうにやるのだろうか?と心配な空模様だったのです。
しかし、花火が上がる頃の時間になったらすっかり天気も落ち着き、涼しい風が吹く良い花火日和という感じになりました。
教室の近所の信濃川の土手(やすがぎ堤)で鑑賞。
打ち上げ会場に近すぎて危険なため、この越後線の鉄橋を堺に向こう側は立ち入り禁止です。

打ち上げが始まりました。

先日の長岡花火で、枝垂れるタイプの花火は長岡の好みだ、という話を聞いた所なので、そう思ってみると、新潟の花火にはあまり枝垂れはありません。上がっている玉の多くがこの「牡丹」か、上の写真の「菊」のようでした。

珍しく枝垂れっぽい花火が上がったと思ったら、長岡の会社がスポンサーさんだったり。
「長岡の好み」説、なるほどという感じ。

こんなフェニックスっぽい花火も上がっていました。
フェニックスなのかどうかは、不明。
これは花火が横に並ぶワイドスターマインなのですが、私のいた場所からは、ちょうど縦に花火が並んでいるので、全然ワイドに見えていません。
でも、そんなこともあまり気にならないような、のどかな感じの花火大会です。
小さい子供は浮かれて走り回り、犬も飼い主のお供で花火を見ています。
最近あまりに大規模になってしまった長岡と比べると、こんな気楽な花火の風景も懐かしく、いいものだなと思います。
夏の花火の締めに、良い花火大会を見せて頂きました。
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山古志フェア

アオーレ長岡で開催されていた山古志フェアに行ってみました。
アオーレの入り口に大きな雪の山が作られていました。
長岡でもさすがにこの時期の雪は珍しく、道行く人が振り返って見ています。
子供達は大喜び。
長岡の山間部、山古志地区は、中越地震の時に大規模な地滑りが起きて、特に大きな被害があった地域です。
震災当時は長岡市との合併前で、山古志村と呼ばれていました。
村民の皆さんは、震災後、全村で避難され、しばらく村から離れた長岡市内の仮設住宅で暮らされた時期もあったと記憶しています。
その震災から10年。
頑張って元気を取り戻して来られた山古志の皆さんの催しとあって、是非来てみたいと思いました。
何より、もともと山古志は、とても魅力的な地域なのです。
朝ドラ「こころ」の舞台にもなった所です。

山古志と言えば、有名なのは「闘牛」。
牛の角突き、です。
この牛は、その闘牛をする牛さん。
びっくりする程大きいですが、大人しくて、嫌がらずに子供を背中に乗せてあげています。

はじめて本物見ましたが、すごく大きい。

そして、もう一つの名物、泳ぐ宝石「錦鯉」。
山間の池で大切に育てられています。

こちらは、震災後に新たに加わった名物「アルパカ」。
震災後の活性化に、と、海外から寄贈されたのが始まりとか。

野菜の産直のお店もたくさん出ていました。
すごく新鮮で、ついついいっぱい買ってしまいました。
そして、どれも素晴らしく美味しかった!。
山古志は農産物も有名です。

山古志の名物野菜、神楽南蛮。
希少な品種のため、震災で避難される時、生産者の方は神楽南蛮の種を握りしめて避難されたという話を聞いた事があります。
その神楽南蛮のコロッケとカレー。
神楽南蛮は辛いので有名なナンバンですが、この2品はどちらも辛く無くて子供さんでも大丈夫なお味でした。
私は、もっと辛くても良かったかも。

というわけで、家に帰ってから早速、とても辛い「神楽南蛮味噌」を作ってみました。
神楽南蛮はうっかり素手でさわると危険なほど辛いため、手袋で慎重に刻みます。
それを、油で炒めて。
味噌を入れてさらに炒め、みりん、さとう、で味を甘辛く整えて完成。

神楽南蛮味噌。
夏の食欲の落ちた時などに最高のごはんのお供です。
ありがとう、山古志。
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長岡まつり花火大会 2日目

長岡まつり花火大会2日目、3日の花火です。
上の写真はフェニックス。
この日も会場までは行きませんでしたが、涼を求めて外に出ました。

三尺玉の2発目。
三尺玉は一日2発、二日間で4発上がります。その、今年最後の一発です。
今年は、三尺玉もすべて成功!。
過去には不発だったり地上で開いてしまったりという事故もあったので、それを記憶している地元住民は、けっこう無事に上がる事をドキドキしながら固唾を飲んで見守る雰囲気があります。
地元ラジオの解説で、三尺玉にも何種類かあって、以前は、炸裂から何秒か暗闇で、間を置いて丸い形にパラパラと花が散って終わるようなタイプのものを上げたこともあったのだけれど(確かに見た事あります)、今では長岡の好みで枝垂れるタイプのものが選ばれるようになっている。それが、長岡の三尺玉のイメージに合っているからではないでしょうか。というお話を聞いて、なるほどと思いました。
今年は4発とも枝垂れでした。
私は花火の種類までは詳しくありませんが、「金かむろ」とか「黄金すだれ」と呼ばれるような枝垂れる花火は、昔から長岡花火では良く見かけたし、今でもスターマインの最後のシメは視界いっぱいに枝垂れる花火が定番です。
これが、長岡の花火らしい「好み」なのだとしたら、ちょっと嬉しい気がします。
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長岡花火 一日目

8月3日(土)、長岡まつり花火大会の一日目が開催されました。
以前は信濃川の土手までお散歩がてらに見に行ったりしたものですが、最近は大会の規模が大きくなり、全国から観客が集まるようになって、地元民も会場には気軽に近づけなくなりました。
とはいえ、気楽に見たいのならば、市街のどこからでも見えるのが花火の良い所。
ここ数年は教室の窓から鑑賞させていただいています。
上の写真は教室から見たフェニックス。

これは「天地人花火」。
「天地人花火」「この空の花」「フェニックス」などの花火は最近の流行?で、音楽に合わせて花火が上がります。今年はそれに加えて「米百俵花火」という尺玉百連発に「アナと雪の女王」の「Let it go 」が合わせられていました。米百俵花火は前からあったのですが、この「Let it go」が今年のサプライズだったのかな。
伝統の花火を守りつつ、新しいものも取り入れる、その取り入れ方も良いセンスで、
Let it go!のはじけるような勢いと花火が上手くマッチし、印象に残る花火でした。

何と言っても長岡花火の真骨頂は三尺玉。
打ち上がる高さは600メートル、スカイツリーのてっぺんくらいまで上がります。
そして直径650メートルくらいの花が開きます。
三尺玉にもいくつかの形があって、すーっと尾を引いて枝垂れるタイプのものは、
地面まで落ちて来ます。(花火の真下付近は立ち入り禁止ですが、遠目にもすごい迫力)
この写真の三尺玉も、一番下は地面に到達しているんです。
(花火の下の部分に見えている煙が打ち上げ場所の煙、開いた花火の上から三分の一くらいの所にうっすらと見える煙が火花が炸裂した位置で、その間が600メートルです。)
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長岡祭り 1日目 前夜祭

花火で有名な「長岡まつり」。
花火が揚がるのは明日、明後日ですが、お祭りは今日から始まっています。
全国からお客様が集まるという明日からの花火と比べて、
今日の前夜祭は地元のお祭りと言う感じ。
本日のメインは民謡流しです。
教室の小学生の生徒さんが、学校単位で民謡流しに参加されるというので、
大手通の会場まで行ってみました。
実は前夜祭を見るのは始めてなのです。

アオーレ長岡前に並ぶ神輿。
長岡祭りは神社の祭礼では無いので、神輿というイメージは無かったのですが、
こんなに御神輿も出るんですね。

大手通の真ん中では、すでに
バトントワラーの方たちが、演技を披露しておられました。

今日の夕空は何だかドラマチックな雲の感じ。

西の雲は、まるで龍のような姿。
瑞兆か?。

長岡の催しにはよく登場される「ハーレーダビッドソンクラブ」の皆さんのバイクやクラシックカーも。
この後パレードするようです。

消防音楽隊の皆さんの演奏。
日も暮れて来ました。

そして、お待ちかねの民謡流しが始まりました。
始めは「長岡甚句」。
余談ですが、この「長岡甚句」、とっても難しい踊りです。
前奏の途中から突然踊り始める入りのタイミングから、振りと曲が合っているのかズレているのか迷うようなリズムの合わせ方で進みます。しかも一歩目の踏み出しは左から。出るんだか後ずさりするんだかはっきりしない微妙なステップと、あまり特徴も山場も無いひかえめな手の動き。
そして、なかなか前進しない。。。
運動会で踊らされた小学校の時から、難しい踊りだと思っていましたが、久しぶりに見てもやはり難しく、覚えていたつもりでも、ほとんど忘れている事が判りました。
この踊りを小学生から大人まで踊れる長岡人のリズム感は、実は凄いのではないか?と思います。

次は「大花火音頭」。
こちらは近年作られた踊りで、私は踊った事はありませんが、はっきりした動きで覚えやすそうです。

民謡流しは続く。
地元の企業や病院、学校など、
とても多くの団体が参加しておられます。
残念ながら、生徒さんの姿は見つけられませんでした。
でも、この踊りの中に、たぶん知り合いの方が何人もおどっていらっしゃるはずです。

帰りに横道に入ったら御神輿の方達が気合いを入れていました。
民謡流しで終わりと思っていた前夜祭にはまだ続きがあって、
民謡流しの後に御神輿が出動するらしいです。
この方達の出番までは、まだ一時間くらいありそうなのに、すでに盛り上がっています。
地元密着な感じが楽しい、参加するのが楽しい、そんな前夜祭でした。
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