新潟バイオリン教室日記*ハルモニア雑記帳*

新潟と長岡の音楽教室『こどものための音楽の家ハルモニア』の日々のあれこれ

ひとときの季節の輝きを:梅 

 

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今の所空梅雨の今年。
それでも、梅雨は梅雨。

今年も梅の季節がやって来ました。

青梅が店頭に並ぶと気が気ではなく、どのタイミングで購入するか悩みます。

そして、たいていは黄色い梅が出回るのを待てず、青梅を買ってしまうのです。
ああ、今年もまた。

今年は、先ず、新潟の亀田地域の特産品「藤五郎」を購入。
みごとに青々とした青梅を買ってしまったので、追熟中です。
少し黄色くなるのを待って、梅干しにしようと思います。

少し小振りの品種「越の梅」も漬けてみたいのですが、黄色く完熟したものが出回るまで我慢できるかどうか。

category: 季節のしおり

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新潟の中心にあるあまり知られざる?名所 

 

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自転車で、朝の散歩。
今日はちょっとだけ遠くに行くつもりです。
まずはいつものここを通って。

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発表会に使わせて頂く事もある、芸術文化会館の横を通過。

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走ってる所はサイクリングロードです。ときどきこんなマークや、どこどこまで何キロという表示があります。

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万代橋が近づいて来ました。
さて、このへんで街に降りて、本町、古町、と横断。

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西大畑のカトリック教会。
新潟市の中心街のひとつ古町からもほど近い所にありながらも、やや奥まっているので静かなたたずまいです。新潟の人がこの辺を「異人池」と呼んだりするのは、明治の頃外国人の住宅があった地域で、この教会の横に大きな池があり、その池の名前が異人池だった名残らしいです。新潟も明治の開港都市のひとつ、往時は横浜の山手のような感じだったのかな。
今でも少しその雰囲気を残しています。
大学生の頃、ここでのコンサートに出演した事が何度かあるのに、どういう企画で何を弾いたのかまったく覚えていない残念な私。

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今日はこのパンやさんへ。
7:30の開店と同時に私の他に2名、計3名が入店。人気店のようです。

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帰り道に発見した公園。
オギノ通りに「オギノ公園」ができていました!。知らなかった。
オギノ通りとは、オギノ式で世に知られる産婦人科医の荻野博士の医院のあった通りです。
その旧宅跡に荻野博士の功績をたたえて作られた、と、案内板に書かれています。
英国庭園風の落ち着いた感じのローズガーデンです。

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だれもいないなと思って良く見ると、誰かいる!?。
なんと、荻野博士像が座っておられました。おおーっ。
この銅像のあたりヨーロッパの公園にありそうな雰囲気です。一昔前の公園の銅像なら、真ん中に胸像がバーンとという置き方だった気がしますが、バラの花影に見えるさりげない銅像は、これがショパンの像であってもそうかなと思うような雰囲気です。素敵。

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別な角度から。
このバラの庭には、まだバラが咲いていました。
ざっと見た感じ10種類程のバラと、さまざまな花や樹が植えられています。
雰囲気のあるバラの花が選ばれていて、良い感じの庭です。

category: 自転車でいこう

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強烈な夕焼け 

 

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印象的な夕焼けが続きました。
上の写真。6月9日 

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6月13日 夕焼けの終わり頃に大きな虹。この写真ではわかりませんが二重の虹でした。
夕焼けも空全体が何とも言えないローズ色に染まりました。
前日には伊勢神宮でもこんな虹が出ていたようです。

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6月14日 火のような赤さ。

美しい夕焼けは心に残るものです。
しかし、この週間の夕焼けは美しさを越えて畏れを感じるようなものでした。

まったく非科学的ですけれど、中越、中越沖、二回の震災の直前直後に一番異変を感じたのが、夕焼けや虹のいつもと違う様子でした。夕焼けの異様な色。特に黄色、紫に世界全体が染まるような夕焼け。中越沖の時には二日前の昼過ぎに幻のような美しい虹色の雲、彩雲、前日に震源地付近上空にそこだけ燃え上がる山火事のような夕焼けを見ました。偶然や気のせいで無いとは言い切れませんし言うつもりもありません。ただ、それを見たときの自分の中に起こった強い畏怖のようなものが不思議です。
何も無いに越した事はありませんが、天災の多い昨今、自然の声に耳を澄まし、心を引き締めて暮らしたいと思います。

category: 新潟長岡のこと

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窓辺の花 

 

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急に暑くなった今年の初夏。
新潟の梅雨はいったいどうなったのか?、ほとんど雨も降らないままに、今日は朝から気温30度。

気温の急激な変化で、鉢植えのバラの花は一気に開花、あっというまに呆気なく散ってしまいました。
季節のページが早送りでめくられたような、ここ一ヶ月程です。

その中で、昨年鉢植えから土に下ろしたバラ、ブラッシュノワゼットが、今年は比較的長く花を見せてくれています。

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窓辺にちらちらと花影が見えるのはあこがれでした。
どのように植えたらそうなるのかわからずにいたのですが、何もしなくても、たまたま窓近くに植えたこの花はうまく窓に寄り添ってくれるようです。

今年は庭の、特にバラ科の植物が今年は成績が良く当たり年のようです。
何が違うのか、天候が好条件だったとも思えません。
ノイバラもかつて無い程の大きな花を無数につけてびっくり。

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園芸品種顔負けのノイバラの存在感。このやる気はどうしちゃったのだろう?。ひしゃげたような小さな貧相な花がちょっとしか咲かないのが例年の状態なのですが。。。
ちなみに、このノイバラの異常なまでの咲きぶり?はここばかりではなく、線路脇に生えているものなども皆同じようにみごとに咲いています。

春には、今年は新潟の山茶花の咲き方が例年と違うという話も聞きました。
同じことが原因なのか?気になります。

category: 季節のしおり

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最近の朝の一回り:自転車で 

 

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運動不足解消のために自転車。
意外に続いています。

写真上)やすらぎ堤は早朝から運動している人がたくさん。
お仲間がいるとモチベーションは上がります。

そして、町に降りて、
パン屋さんに寄って焼きたてパンをゲット。

くるっと回って帰り道へ。
最近こんなコースが朝の定番に。

暑くなる前に帰りたいのですが、日脚が一年で一番長い今の時期7時にはもう日が強くなります。
早起きのパン屋さんを探し中です。

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朝の上古町。まだお店も開店していない時間帯。
静かな商店街の路地の奥から、住民の方達の朝の挨拶の声が聞えて来たりして、
日中とはまた違った雰囲気です。

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白山神社の鳥居に朝日が当たっています。
今日は出遅れてしまったので、すでに暑い。今日は暑い一日になりそうです。

category: 自転車でいこう

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新潟展望 

 

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新潟市の新名所、メディアシップの20階の展望フロアからの眺め。
夕暮れの新潟の街です。

上の写真は信濃川河口方向。
日本一の大河、信濃川がここで海に流れ込んでいます。
中央に見える高いビルが朱鷺メッセ。
コンベンションセンターとホテルがあって、あそこの最上階にも展望室があります。
朱鷺メッセの展望室は31階なので、高さではこちらが負けますが、街の真ん中の風景を足元に見下ろす感じなのでこちらも負けないくらい高く感じます。

信濃川の河口は新潟港で、漁船や、佐渡へ行くフェリー、時にはもっと大きな船も発着しているのを見る事ができます。長岡出身の私は、新潟に来たばかりの頃は、川に船がいる事にたいへん驚いたものですが、新潟では日常的な風景なのです。

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こんな感じで、万代橋がすぐ眼下に見えます。
この日は海の向こうに佐渡の島影も見えていました。
こうして見ると、ほんとうに海が近い、新潟は海辺の街なんだなと実感します。

万代橋の向こう岸に見える高いビルがNext21。
そういえばNext21にも展望フロアがあり、19階なのでこことほとんど同じ高さのはず。

他にも、県庁(18階)、山の下みなとタワー(6階)などあり、気がつけば新潟の街は展望台だらけ、いろんなエリアからの展望が楽しめる状況になっています。
これは新潟特有の現象なのか、どの街もそうなのか?。
どちらにしても、新潟人の「展望好き」もかなりのもののようです。


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上流方向。
遠くに角田、弥彦の山のシルエット。

左下に見える塔が万代シティーのレインボータワー。
思えば、これが新潟展望の元祖名物か?。
小学校のバス旅行でここに来て登った思い出があります(笑)。
座席のある展望台がくるくる回りながら上がって行くという、遊園地の乗り物のようなタワーでした。
新しい展望台に次々高さを抜かれつつも、街のシンボル的な存在として長く親しまれて来ましたが、東北の大震災の後運転をやめ、昨年廃業したそうでちょっと寂しい。

元祖と言えば、日和山の展望台(歩いて登る方式。展望台は明治14年から、日和山からの展望が名物なのは江戸時代から?)や、日本海タワー(昭和43年。円形の展望フロアがゆっくり回っていて、座って喫茶しながら360度風景を見られるという噂。私は行った事が無いのですが)など、さらに古いものもあり、新潟の展望の歴史はなかなか奥が深そうです。

なにはともあれ、高い所は気持ちがいいですね。
新潟の名物?「展望台」、日頃は忘れがちだけれどたまに登ってみるのも良いかもしれません。

category: 新潟長岡のこと

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眠れる花 

 

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睡蓮の花が咲きました。

睡る蓮と書いて睡蓮。

その名の通りほんとうにねむります。

ひらいた花
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ねむっている花
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朝の光が当たると開き、日が当たらなくなるとつぼみの状態に閉じるようです。
屋内の窓からの光では、午前10時くらいに開き、昼頃には眠りについてしまうというかなりの寝坊の花に見えます。

それをきちんと三日繰り返して、
閉じた状態でひとつの花の開花は終わります。

不思議な花です。

ちょうど、暑くなるこの時期に合わせたように涼しい姿を見せてくれるのも、不思議。

category: 季節のしおり

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