新潟バイオリン教室日記*ハルモニア雑記帳*

新潟と長岡の音楽教室『こどものための音楽の家ハルモニア』の日々のあれこれ

春から初夏へ 

 

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桜の季節が終わると、庭の小さいリンゴ、クラブアップルの花が咲き、それもあっという間に散って、黄色いモッコウバラが咲きます。
毎年のことですけれど、今年はその流れが、しみじみと嬉しく感じられました。

気がかりな、警報や宣言の出ていない久しぶりの春。
特に何をするでも無いけれど、心の疲れが少し和らいだような感じがします。

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クラブアップルの花。
桜の直後に咲くこの花は、今年はその時期に寒さが戻って天候が良くなかったため、あっという間に散ってしまいました。

今は葉桜ならぬ、葉りんご?になっています。
若葉のうちは、赤い色が目立つのがこの木の特徴で、実が大きくなり始める夏には緑の葉に変わります。

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モッコウバラが咲く頃になると、新潟の天候も安定して、
そろそろ衣替えをしても大丈夫かな?という気温になるのも、例年のことです。

庭や菜園にもいろいろな花が咲いて、
今がいちばん美しい季節だなあと思います。

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雪は降るもの、そして融けるもの 

 

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大雪のお見舞いを申し上げます。

新潟市は久しぶりの大雪となり、除雪が間に合わないような状況になっています。
今日は数日ぶりの晴れですが、教室の前の道路は、まだご覧のような状況です。

今週のレッスンは、本日水曜日までは、対面レッスンは全てお休みいたしました。
バイオリン教室は、オンラインレッスンのみ行っております。

新潟県内では雪が少ない地域と言われている新潟市もやはり雪国なので、
積雪がこのような状態になる事は、一冬に1度や2度は普通にあることです。
今までは、頑張って除雪をして、腰や肩を痛めて1年近く通院と言うようなこともありました。

今年は、オンラインレッスンに皆さんが慣れてくださったおかげで、教室でのレッスンをお休みさせていただいて、ゆっくりと除雪をするゆとりができました。
オンラインレッスンは、新潟の冬の助けになるだろうなと思っていましたが、早速役に立っています。

雪は、いわゆる雪掘りをして高く積み重ねると腰や肩に負担がかかるため、
できるだけその場で溶かす作戦で除雪中です。

作業中の状態の見栄えは悪いですが、こうやって雪を「割る」のはたぶん昔からの豪雪地の知恵なのではないかと思います。新潟市内ではあまりやってる人をみかけません。
子どもの頃から、晴れ間が出ると家の玄関先の雪を割るのは、子どもでもできる雪仕事として、お手伝いをしたものです。

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ザクザク割って表面積を増やしながら、雨や日の光で溶かしています。
夕方までにはけっこう融かせそうです。

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道草、花咲く藪 

 

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毎日通るいつもの道の、道端の草やぶの中に咲く花々です。

これらを眺める、文字通りの道草。
こんな身近な自然にも季節の移り変わりがあって、様々な花を見ることができます。

昨日までは咲いていなかった花の、思いがけなく鮮やかな色に驚くこともしばしば。

花の中には、近くの家の庭からこぼれてきたと思われる園芸品種があったり、
鳥が運んできたような野性味あふれるものがあったりします。

上の写真は、珍しい小さい朝顔のような花で、絞り模様です。
でも、朝顔とは葉っぱが違うので、なんという花かなと思っていたのですが、
「マルバアサガオ」というらしいです。
江戸時代に日本に入ってきて野生化したとのこと。
今では雑草扱いらしいですが、雑草と言ったら失礼なほど、きれいな花だと思います。

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こちらは「彼岸花」。
去年までは見なかった気がするのに、いきなり一群れ咲いていて、異様な存在感です。
どこからきたのやら。人が植えたとも思えない場所なので、どこかからタネが運ばれてきたのでしょうか?


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たぶんセージの仲間の青い花。
きれいな青です。
この花は近所の庭からこぼれてきたのか。

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「孔雀草」です。
大きな房状に咲く花ですが、ひとつひとつは可愛い小花です。
これもどこかのお庭から来たのでしょう。
草の中では、野の花のような姿です。

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初秋の月 

 

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夜が少しずつ長くなってきました。

まだ昼間の暑さが残っている部屋で、エアコンをつけて夜の練習をして、
練習が終わって部屋の外へ出たら、いつの間にか、部屋の外の方が涼しくなっていました。

開いている窓から、すーっと冷たい風が入ってきていて、
リーンリーンと鳴く虫の声も、一緒に窓から入ってきていました。

今年初めて感じた秋の気配です。

窓の外には、ほんの少し欠けた丸いお月様。
明日の満月に向かって、丸いかたちに近づいていくお月様です。

私は、秋の気配のこの季節が一年で一番好きです。
理由はいろいろあるけれど、やはり、「芸術の秋」の入り口、ということが大きいかなと思います。

例年なら、この秋にやりたいこと、行きたいところ、見たいもの、と、
いろいろな楽しい計画が湧き上がってくるのですけれど、
今年は、夢の翼を広げるのもいつものようにはいきません。

でも、自然は今年も同じです。
このひとときは、憂いを忘れて、
しばし月の光と虫の音を楽しもうと思います。

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庭からこんにちわ 

 

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今年は庭の一角に小さい畑を作って、いろんな野菜を少しずつ作っています。
夏至に向かってすくすくと育った野菜は、その後長い梅雨を少しくたびれながらも乗り越えて、
梅雨明けとともにまた元気を取り戻し始めたようです。

これは今朝の庭からの収穫。

ごぼうと人参の間引き菜、ミニトマト、ししとう、大きくなりすぎた二十日大根、取り忘れのモロッコいんげん。

八百屋さんの品物にはなれなそうな、訳あり個性派の面々ですが、
自分の畑でできたものですから、工夫してたいせつにいただきます。

元気をもらえそうな気がします。

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