新潟バイオリン教室日記*ハルモニア雑記帳*

新潟と長岡の音楽教室『こどものための音楽の家ハルモニア』の日々のあれこれ

実りの秋 

 

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新潟といえば「お米」。
新潟を代表する風景といえば、この、田んぼの広がる新潟平野でしょう。
白一色の冬、水鏡に青空の映える5月の田植え頃、どこまでも続く緑の草原のようになる夏、いずれも美しい眺めですが、やはり一番豪華なのは一面の黄金色の稲穂の波の秋。
農家の方々の一年の丹精が結実する、喜びの時です。

この景色を見ると、自転車通学の中学高校時代に、黄金色の田んぼの中の道を通る時感じた、さらさらと風になびく稲穂の波の音、ちょっと香ばしいような稲の匂い、赤とんぼの群れ、などを思い出します。
このままどこまでも田んぼの中を走って行きたいような、そんな気持ちになる黄金の世界でした。

一面の黄金色の季節も一時で、新幹線の車窓からの景色も、もう稲刈りがだいぶ進みました。

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長岡花火 白菊とフェニックス 

 

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長岡花火(長岡まつり大花火大会)8月2日、3日。

上の写真は、華やかな花火大会に先立ってあげられる、鎮魂の花火「白菊」です。
長岡まつりは、第二次世界大戦中1954年8月1日の長岡空襲の鎮魂のお祭りでもあります。
今年は夕焼けも色を添えて、美しい「手向けの花」となりました。

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この花火は、フェニックス。

こちらは、中越地震からの復興を祈る花火。
中越地震の爪痕が生々しく残る地震から間もない時期に、初めて打ち上げられたこの花火を見たときは、
胸に迫るものがありました。
多くの人を勇気づけた花火です。

長岡は、戊辰戦争、第二次世界大戦、そして中越地震と、度々被害を受けながらも、その都度復興してきた町です。
何度も灰の中から蘇るフェニックス(不死鳥)は長岡のイメージと重なり、長岡市のマーク(市章)も、
このフェニックスをかたどっているそうです。

私たちの長岡の演奏グループ「アンサンブル・フェニーチェ」も、
この「不死鳥の長岡」に因んでのグループ名です。



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コーヒー教室 

 

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コーヒーのいれ方はちゃんと習ったことがありませんでした。
自己流、というか、見おう見真似というか。
学生の頃にアルバイトしたことのある喫茶店はサイフォンだったので、特にフィルターのいれ方は、プロの方が入れるのをあまり見たこともありませんでした。

どうせ日々飲むコーヒーならば、美味しくいれられるようになりたい。
ということで、
長岡市のコーヒーショップ「リブロ珈琲」さんのコーヒー教室に参加してみました。
ペーパーフィルターの講習です。
(上の写真は、お手本を見せてくれてるお店のご主人)

いろいろ知らなかったこともあり、
教わった通りにも、なかなか上手くいれられず。
予想以上に、難しい感じでした。

分量、温度、時間、きっちり決まってます。
まずは習った通りに、正確に。
これも練習です。

だんだん美味しくなるといいな。


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新潟の伝統工芸:漆器 

 

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新潟といえば「漆器」
と言っても、そんな話聞いたことが無いと思われる方も多いかと思います。
私もつい最近までそうでした。

半年ほど金継ぎを習っています。
金継ぎは、割れたお茶碗などを漆の接着力で貼り合わせ、継ぎ目を金粉で飾り再生させる方法です。それを教えてくださる先生が、長年新潟漆器の職人をされていらした方で、
その先生から様々な漆の仕事のお話をお聞きするうちに、今まであまり注目していなかった「漆」というもの、
その中でも特に、私たちの街の伝統工芸である「新潟漆器」に興味が出て来ました。

ちょうど「新潟漆器展」が、上大川前通にある新潟市文化財の「旧小澤家住宅」で開催されているのを知り、今日行ってきました。
旧小澤家住宅は、歴史を感じさせる黒板塀の重厚なお屋敷ですが、あまりの暑さに外観の写真を撮るのを忘れました。

しかし、かんかん照りの中思い切って出向いた甲斐がありました。

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素敵な新潟漆器の数々。
楽しい眺めです。

興味津々で眺めていたら、新潟漆器組合の方がとても丁寧に説明してくださって感激。
ありがとうございました。

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これが新潟漆器の中でも有名な技法「竹塗」です。
私もずっと勘違いしていたのですが、これは竹に漆を塗っているのではなく、
なんと、木を竹の姿に模して削って、漆で竹らしい色をつけているんです。
竹製ではなく。木製なんです。

この技法、もともとは刀の柄(つか)に竹に見えるように細工をしていた技が、
刀を使わない時代になって、他の製品に応用されるようになった、というご説明でした。

刀には何か実用的な訳があったのかもしれません。
でも、いろんなものをわざわざ竹に見せる、これは渋い好みだと思います。
こういった小物の細工のみごとな「竹らしさ」を、愛でたりするのでしょうか。
なんというか、大人の趣味だなあ。

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そしてこれは若い作家さんの新しい感覚の作品。
漆と言われても金属に見えるシルバーグレーの作品です。
でも持ってみると、軽い。
不思議な感じです。
(ちなみにこの写真、白黒ではないですよ。リアルにこういう色と質感です)

この作品のような漆塗りの技法は昔からあるものなのだそうで、
同じ塗り方の昔のお弁当箱というものも拝見しました。
お弁当箱はプラスチック製と変わらないほど軽く、しかも使い込まれているのに内側も全然傷んでいないので驚きました。
日常使いしてもすごく丈夫。
しまいこんでおくよりも、むしろ日々使ったほうが長持ちするというのが漆なのだそうです。

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私が一番気に入ったのはこれ。
竹と雀の硯箱(写真は部分)。蒔絵です。
なんと可愛らしい雀。
こういう竹の柄の硯箱を、坂口安吾も愛用していたのだとか。

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そして、この亀さん。
本物かと見紛うばかり。
背中の子亀が取手になっていて甲羅の蓋が開きます。
洒脱です。


かつて、全国有数の漆器の大産地であった歴史のある新潟。
最盛期にはは100人(※追記有り)もの漆職人さんが新潟にいて、それぞれが工夫を凝らし独自の技を磨いていたのだそうです。
こんな風に多くの技法があるのもそのためで、みんなで仲良く似た感じのものを作らず、良くも悪くも「張り合う」のが新潟の職人さんの気質だったのだとか。

その職人さんも、今は10人くらいだそうで、
技術の継承、漆製品の新しい用途の開発などに力を入れているのだ、というお話を伺いました。

いままで「新潟漆器」の印象が薄かった理由がひとつわかりました。
「新潟漆器」には、とても一つのイメージに括れないほど、様々な技法のものがあるからですね。

とても奥深いものでした、新潟漆器。。。

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そうそう、お庭に鶴がいました。
鶴も暑そうでした。(お人形ですけれど)

◇旧小澤家住宅の『新潟漆器展』 は 2016年8月31日まで。
◇新潟市文化財『旧小澤家住宅』 のHPはこちらです。


※追記 
お聞きしたお話を元に最盛期の職人さんの人数100人と書きましたが、明治期には400人という解説も見つけました。教えて頂いた100人という人数は、新潟市漆器組合が出来てから、昭和初期の最盛期の組合員さんの数のようです。
詳しくは『新潟市漆器同業組合HP』をご参照ください。

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2016/8/2 長岡花火 

 

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雨が降ったり止んだり、お昼過ぎには雷が鳴ったり、と、花火の開催が気がかりな1日でしたが、
花火の上がる1時間くらい前には、地元民の勘で「これなら大丈夫」と思える空模様になり、
美しい夕暮れが見られました。

花火が打ち上がり始めるのは7時15分、
その前の、花火を待ちつつ暮れていく夕暮れの感じが何とも言えず好きな長岡人は多いのではないかと思います。

夕暮れとともに涼しい風が出て来れば、気持ちもよく、
花火も綺麗に見えるのです。

上の写真は、街とフェニックス。
駅の近くからも、こんな風に見えます。

今年のフェニックスは9か所から上がっていたようです。







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